配車アプリのGojekはこのほど、米フェイスブックと米ペイパルが、Gojekに投資を行ったと明らかにした。ただし、投資額は明らかにしていない。
Gojekにはすでに、米グーグルや中国IT大手の騰訊控股(テンセント)など世界的な企業が投資している。こんかいのフェイスブックとペイパルの投資はこうした動きに続くものとなる。
Gojekは今回の投資で得た資金を中小企業向けの決済・金融サービスなど、東南アジアのデジタル経済部門に振り向ける意向だ。
Gojekは「新型コロナウイルスの流行拡大はわれわれに、回復力のある経済はデジタルインフラからのサポートを必要としていることを教えてくれた。
今回の連携により、Gojekはデジタル経済のインクルージョンを進め、現金決済に依然として依存する東南アジアの中小企業への取り組みを推進したい」としている。