インドネシアのオンライン医療サービス会社「YesDok」はこのほど、中国電子商取引(EC)最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)系で電子決済サービスを手掛ける「DANA(ダナ)」と、新型コロナウイルスの流行時におけるオンライン医療診断事業で連携すると明らかにした。
YesDokは2019年に、決済サービスのパートナーとしてダナと提携した。YesDokのイルワン・ハルタント最高経営責任者(CEO)は新型コロナウイルス流行時の診断ソリューションを含め、デジタルソリューションを受け入れる人が急速に増えている」と指摘する。
YesDokは動画会議システムを使ったオンライン診断サービスを提供している。診断希望者による動画での呼び出し件数は1日当たり6000件に上る。
モバイル・マーケティング協会の調査では、回答者の38%が4月に初めてオンライン医療診断を試したと回答した。そのほかに利用されていたサービスはEラーニングやオンラインのフィットネスクラスだという。