ジャカルタ州営の公共バス運営会社トランスジャカルタ社では、大気汚染防止と環境保全を目的とした電気バスの導入を目指し、4月下旬に2日間の試験運転を行った。
同社のデビッド・ジョセフ氏によるとこの試験運転は公道では行わず、モナス公園内やクマヨランなどの限られたエリア内で行い、一般市民の乗車は行わなかったとのこと。今後はスディルマン通り、タムリン通りなどで、一般市民の乗車も可能な試験運転を行う。ガトット・スブロト通り、MTハルヨノ通り、ラスナ・サイド通りなどでも試験運転を予定している。
同社は3月に、中国の電気自動車メーカーBYDオートモービル社、インドネシアのバス製造会社モビル・アナック・バンサ社、台湾のRACエレクトリック・ビークルズ社、デンマークのダンフォス社の4社ならびに、バンドン工科大学(ITB)と電気バスの製造に関して覚書を交わしている。
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