選挙管理委員会(KPU)は21日未明、予定より早く大統領選挙の集計結果を公表し、現職大統領のジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)氏の再選が確定した。
KPUによると同氏の得票数は8560万7362票、対抗馬のプラボウォ・スビアント氏は6865万239票。なお、勝利したジョコウィ氏はインドネシア国内34州および130ヵ所で行われた在外選挙すべてを含む1億5425万7601票の有効投票数のうち55.5%を獲得したことになる。プラボウォ氏の得票率は44.5%で、大統領選2度目の敗北となった。
プラボウォ陣営は選挙結果公表前に、選挙に不正があったと訴えており、結果を認めない同陣営の支持者らによる大規模なデモが危惧されている。また、同陣営が憲法裁判所に異議を申し立てる可能性もあるが、3日以内に異議申立がなければKPUの集計結果が正式に適用され、今年10月から2期目のジョコウィ政権発足となる。
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