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スディルマン通りの歩道で「ケンケンパ」

中央ジャカルタ市のスディルマン通りで17日午後、歩行者が伝統的な遊び「ケンケンパ」をする姿が見られた。
ブンカルノ競技場前のバス停の歩道に色のついたマス目が描かれており、そこを通る歩行者が片足跳びで進んでいく。側には「さぁ、遊ぼう」と書かれた黄色い看板が立ち、「歩行者用歩道」と注意書きもある。後から通った歩行者らも、マス目に気付き微笑みながらケンケンパを始める。
ライナさん(26)は「小さい頃はこれでよく遊んだが、久しぶりで楽しかった。最近の子どもがケンケンパで遊んでいないことに気付いた」との意見や、サフィラさん(30)は「ここは多くの人が仕事帰りに通るところ。仕事の疲れを癒すにはまずますかな」などといった意見も。
歩行者連合(KoPK)によると、歩道本来の機能を取り戻すため、また遊ぶ場所が少なくなった現在、歩道が開かれた遊びの場となるかを見極める社会的実験の一環とのこと。