西ジャワ州ボゴール市のボゴール植物園が国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産の暫定リストに加わったことが明らかになった。
インドネシア科学院(LIPI)のエニー・スダルモノワティ氏によると、開園から202年目を迎える同植物園が世界遺産に推薦される理由は主に3つあり、その理由の第一は同植物園が熱帯植物の世界的な研究拠点であり国内の多数の研究機関に利用されてきたこと、第二は同植物園がパーム油が世界中に広まり重要な日用品となったきっかけとなる場所であったこと、第三は同植物園がパジャジャラン王国時代に造られた人工の森の一部で、おそらく世界最古の植物園であることだと述べている。
インドネシアの世界遺産の暫定リストには国立公園、建築物などが合計20含まれており、その中には例えばジャカルタ特別州のコタ・トゥアやパプア州のラジャ・アンパットなどがある。
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