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ジャカルタ-バンドン高速鉄道 建設が進む

2016年1月に建設が開始され、完成が待ち望まれている首都ジャカルタと西ジャワ州バンドン市間の150キロメートルを結ぶ高速鉄道の建設が進み始めている。
総工費50億米ドルのプロジェクトの完成予定は当初計画から2年遅れの2021年で、現在は5.2%が完了している。工区の多くがトンネルや険しい地形となっており、現在は工事の様子が一般の目に触れることは少ない。
建設はインドネシアと中国のコンソーシアムであるクレタ・チュパット・インドネシア・チャイナ(KCIC)により行われており、国営建設ウィジャヤ・カルヤも一員となっている。建設予定地に建つ学校、モスク、変電所などの他の場所への移設に時間がかかっていることから工事に遅れが生じている。
沿線では住宅地、研究施設、商業施設の建設も計画されており、完成の暁には沿線に新たな賑わいが生まれることが期待されている。