国営ガルーダ・インドネシア航空はこのほど、運航を再開したものの、同社の取り扱い旅客数が依然として低迷していると明らかにした。
ガルーダ・インドネシア航空は7月1日、「政府による移動制限の緩和を受け、航空利用が若干回復したとはいえ、旅客数は以前と比べて90%以上落ち込んでいる。そのためわが社の機材の70%は依然として稼働していない」と説明。さらに「これまでにポジティブな動きもみられるが、依然として新型コロナウイルスの流行以前の水準にはほど遠い」とした。
運輸省は飛行機に搭乗する際のプロトコールを定めているが、新型コロナウイルスの感染を恐れ、航空機の利用を避ける人が多いという。
運輸省のプロトコールには、人と人との距離をとることや消毒などの規定が盛り込まれている。