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子供の栄養状態に国連機関が警告

「飢餓と貧困を終わらせる」という目標を掲げ活動を行っている国連の専門機関である国際連合食糧農業機関(FAO)の調べによると、世界中で栄養不良と認められる人の数は、2016年の8億400万人から2017年には8億2100万人に増加し、全世界の人口の11%、すなわち9人に1人が栄養状態に問題があるという。
南カリマンタン州バンジャルマシン市で開催された2018年世界食料デーの記念式典において、FAOインドネシア支部の代表スティーブン・ルトガー氏は「栄養不良、特に、低栄養の問題がインドネシアの多くの地域で問題となっている。5歳未満の子供の3分の1以上が発育不全であり、これはインドネシアの経済規模に鑑みるとかなり多い数字だ」と述べた。
FAOが発行する世界の飢餓に関する年次報告書によると、インドネシアでは子供の発育不全、衰弱、肥満という3つの問題のすべてが高い割合で存在している。