インドネシア通勤電車株式会社は、同社の清掃員が車内で500億ルピアを発見したと明らかにした。発見したのは、清掃員のムジェニさん(30)。
6日夕方、ボゴール行の通勤電車内で清掃中に、優先座席の下で発見したという。現金は黒のビニール袋に入っており、ムジョニさんは、「最初はゴミと思ったが、10万札ルピアの束が見えて驚いた。
落とし主に確実に返してあげたいと思った」と話している。ムジョニさんは、ボゴール駅に着くとすぐ、サービスセンターへ現金を持ち込んだ。そこで現金を確認し、拾得物証明書などを作成する様子をSNSへ投稿していた。
一方でサービスセンターは、落とし物に関するお知らせとして構内アナウンスをかけたところ、年配の男性が現れ、身分証で確認のうえで返還された。
この男性によると、現金は会社の従業員の給料だったという。このニュースがSNSで拡散され、ネットユーザーからは称賛の声が集まっている。