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サウジのインドネシア人死刑囚釈放され帰国も新型コロナ感染判明

サウジアラビアで死刑判決を受けたインドネシア人海外労働者(TKI)のエティ・ビンティさんが、インドネシア外務省の外交により釈放され6日、スカルノハッタ国際空港に到着した。

しかし翌日に受けたPCR検査で陽性が確認され、ジャカルタ市内の病院へ入院。エティさんの帰国を待ちかねていた家族も、再会を果たすことはできなかった。

エティさんを現地まで迎えにいった外務省職員なども陽性反応がみられたという。エティさんは2002年、当時の雇い主に毒を盛り殺害したとして死刑判決を受けて服役していたが、インドネシア政府が賠償金152億ルピアを支払い、釈放された。

サウジアラビアでは、被害者の遺族が求める賠償金を支払った場合は減刑に応じるとしていることから、インドネシア政府が賠償金支払いに向けた手続きを行っていた。