パプア州サルミ県で6月20日午前0時24分(現地時間)頃、マグニチュード6.3の地震が発生した。この地震で家屋や礼拝所、学校など合わせて39棟が崩壊した。幸いにも死亡者は出ていないが、住民らは避難を余儀なくされている。特に被害が大きかったのは、同州北部のトルアタス県トゴンフォ村とサルミスラタン県のムヌカニア村であるが、インターネットが普及しておらず、またインフラが整備されていないうえに地方政府から遠いため、震発生後から数時間経過した後、ようやく村長らが地方政府へ被害を報告し、食糧や再建に必要な資材などの支援を要請した。
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