小売業者は、「インドネシアン・ディスカウント・ショッピング・デイズ(HBDI)」により消費者の支出が伸びると期待している。新型コロナウイルスの流行拡大とそれに伴う移動制限を受け、消費が落ち込んでいるが、HBDIが消費回復の一つの機会になると予想されるという。
HBDIの実施にあたる委員会の委員長を務める国営小売大手サリナのフェティ・クワルタワティ社長は「新型コロナウイルスの流行拡大のためにHBDIの売上高がどの程度になるのか予測することはできないものの、このイベントが小売活動の再開を促すことは確かだ」と述べている。
HBDIは最大75%の割引もあるなど、商品を値下げして提供する。2020年は8月14日から30日に実店舗とオンラインショップで開催される。