中部ジャワ州スマラン市出身のデウィ・プラスウィダさんがバチカン市国で6月26日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇に謁見し、会話をしている写真がソーシャルメディアで話題となっている。
写真の中でデウィさんは、ムスリムの女性であることを示すヒジャブを被っている。デウィさんは教皇に対し、出身地やムスリムであることなど自己紹介をした後「世界平和のために祈りを捧げてください」と依頼をした。教皇は快諾したという。
デウィさんが教皇と謁見するのは、2018年3月に続き今回が2回目で、同国のローマ教皇庁の奨学金を得て開催された「全世界の青年による宗教会議」に出席していた。デウィさんによると、同会議では宗教を背景とする問題を排除し、お互いを尊重する生き方を学んだという。デウィさんは教皇と謁見して、改めてインドネシアが平和を愛する国と益々確信したとコメントしている。
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