南スマトラ州の州都パレンバンで7月初め、軽量軌道交通(LRT)の線路脇の街灯が数日間に亘って送電を止められ、線路沿いが真っ暗な状態が続いた。同州の行政監察官が事態を憂慮している。
街灯2300個分の電気代1億8900万ルピアの支払いが6カ月行われていないためで、このことから国営電力会社PLNの同州支部が送電を停止する措置をとった。送電停止により、線路脇の道路を利用する人々やLRTの乗客らに影響が生じた。
パレンバン市当局によると、昨年開業したLRTの設備はまだ完全には建設会社から同市に引き渡されていないとのことで、同市には支払いの義務は無いとしている。また、引き渡しが行われるまで支払いを行う予定は無いが、引き渡された場合に速やかに支払えるよう予算は確保しているとも述べている。
LRT建設会社は同市に対して、設備の引き渡しを急ぐよう運輸省に要請すべきだと主張している。
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