東ヌサトゥンガラ州西マンガライ県の県都ラブアンバジョにあるワエ・ウウル自然保護区で11日午後7時頃、火災が発生し、ダイビングのために訪れて保護区内のリゾート施設に泊まっていた数十人の観光客らが火に囲まれて5時間立ち往生する事態となった。幸いこの火災による犠牲者は無かった。
観光客の一人は、午後7時頃に火がリゾート施設に向かって燃え進んでいるのに気づき、午前0時頃に西マンガライ県防災局の職員が到着して消火にあたり、その後警察が午前3時頃に到着したと語っている。宿泊者らは海岸に集まり、火が迫ってきた場合には海から逃げられるように準備をしていたという。
ワエ・ウウル自然保護区はフローレス島の西端にあり、コモドオオトカゲが生息するコモド島からは46キロ離れた位置にある。警察は火災の原因を調査している。