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シェル、マセラ鉱区からの撤退を開始へ

英蘭系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルはこのほど、インドネシアのアラフラ海マセラ鉱区の売却に向け、インドネシア政府から同鉱区の地理データを公開する許可を得たと明らかにした。

ロイヤル・ダッチ・シェルはマセラ鉱区からの投資引き上げを1年半で完了させる見通しだ。

マセラ鉱区のガス埋蔵量は10兆7000億立方フィートに上るとされ、インドネシアの中でも重要なエネルギー開発案件となっている。このためロイヤル・ダッチ・シェルの撤退はインドネシアのエネルギー部門に打撃を与えるとみられる。