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プルタミナ、上半期に7.7億米ドルの赤字計上

インドネシアの国営石油ガス会社プルタミナはこのほど、2020年上半期(1~6月)の決算で、7億6792万米ドルの赤字を計上したと明らかにした。エネルギー需要が落ち込んだとともに、燃料価格が下がったことが響いたという。前年同期は6億5996万米ドルの黒字だったが、赤字に転落した形だ。

プルタミナは「わが社は新型コロナウイルスの流行拡大とそれに伴う移動制限の中で、国際原油価格の低迷、国内需要の減少、通貨ルピアの対米ドル市場での低下という3重のショックを受けた」と説明する。

世界のエネルギー大手である英BPやサウジアラビアのサウジアラムコ、米シェブロンなども上半期に損失を出しているという。