ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダンは8月27日、バスキ・ハディムルヨノ公共事業・国民住宅(PUPR)相に対し、ジャカルタ市内の高速道路の一区間(東ジャカルタのクボンナサス~北ジャカルタのタンジュンプリオク)に自転車専用車線を設置するよう提案したと明らかにした。
日曜に開催されるカーフリーデーに昨今、自転車で参加する人が増えていることを受けた措置で、参加者が最も多い日は、8万2000人を超えたという。
アニス知事は同月11日付でバスキ公共事業・国民住宅相に書簡を送付した。同区間の専用車線は全長10~12キロで高速走行ができるロードバイクに限定し、毎週日曜日の午前6時から9時までと時間制限を設ける。
これに対し住民からは、「高速道路ではバイクの通行は禁止で、なぜ自転車が良いのかわからない」などといった反対の声も上がっている。