ジョグジャカルタ特別州クロンプロゴ県にあるジョグジャカルタ国際空港(YIA)で8月28日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が参列し竣工式が行われた。
同空港は今年3月から全面的にオープンしていた。ジョグジャカルタ市内からは45キロ程の距離にあり、これまでのアジスチプト国際空港に代わり交通の拠点となる。
ジョコ大統領は「インドネシアで最良の空港だ。」と賛辞を述べた。滑走路長は3250メートルでアジスチプト国際空港の2200メートルより長く、ボーイングB777、エアバスA380などの大型機も離発着できる。また、ターミナルが広く年間利用客数は2千万人と、アジスチプト国際空港の160万人を大きく上回る。総工費は11.3兆ルピア。マグニチュード8.8の地震にも耐えられ、12メートルの高さの津波にも持ちこたえられる。