北ジャカルタのクラパ・ガディンにある会社の女性社員が、プロの殺し屋を雇って社長を殺害した疑いで逮捕された。女性は殺し屋らに2億ルピアを支払い、社長は8月13日に殺害された。
防犯カメラの録画によると、社長は昼食後自宅に戻る途中、ロイヤル・ガディン・スクエアの前で帽子とマスクを付けた男に背後から5発拳銃で撃たれ、その場で死亡した。
警察によると、女性は3月頃から「社長に脅されている」と交際相手に社長の殺害について相談し、交際相手が殺し屋を探し出してきたという。女性は8月4日と6日の2回に分けて1億ルピアずつを支払い、二人の殺し屋が殺害を実行した。そのうち一人が社長を銃撃し、もう一人は現場の見張り役だったという。
女性は長年社長から叱責されたり嫌がらせを受けたりしていたと主張しているが、税金の還付金に関して不正を行っていたことが発覚するのを恐れたとの報道もある。