エイクマン分子生物研究所のアミン・スバンドリオ教授は8月30日、感染力の高い新型コロナウイルスの変異株「D614G」をインドネシア国内で発見したと公表した。
D614Gは、これまでインドネシアで流行していた株に比べて10倍の感染力を持つ可能性があり、2月にヨーロッパで報告されてから、マレーシアやシンガポールでも見つかっている。
エイクマン分子生物研究所によると、現在D614Gはジャカルタ首都特別州、タンゲラン、ジョグジャカルタ、バンドン、スラバヤの5都市で確認されている。
最近の感染者急増との関連性について、アミン教授は、D614Gがもたらす影響については一層の研究が必要であり、今のところインドネシアで開発しているワクチンへの影響はないと思われると述べた。
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