5/14-15 チカラン・ジャカルタで交流会開催!詳細はこちら

警察官が住民に威嚇射撃1人死亡

南スラウェシ州マカッサルで警察官による威嚇射撃を受けたアンジャスさん(23)が8月30日、入院先の病院で死亡した。事件発生から14時間後のことだった。

事件があったのは同日早朝。南スラウェシ州警察によると、私服警察官のひとりが、同市内ウジュン・タナー郡で発生した暴行事件を捜査していたところ、住民から強盗と勘違いされ襲撃された。警察官は、偶然付近をパトロールしていた別の警察官に救出されたが、その後現場に戻ったところ住民から再度襲撃されたため住民らに向かって威嚇射撃を行ったと説明した。

この威嚇射撃で銃弾が当たった3人のうち、2人は足を、アンジャスさんはこめかみと頭部を撃たれていた。

この事件に対してインターネットでは「威嚇射撃とは空に向かって撃つものであり、人へ向けて撃つものではない」と非難の声が上がっている。