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世界遺産コモド島 来年初頭に一時閉鎖へ

東ヌサトゥンガラ州観光局のワヤン・ダルマワ局長は7月18日、同州の観光名所でユネスコの世界遺産に登録されているコモド島を来年初頭にも一時的に閉鎖する予定であることを明らかにした。
同島を閉鎖する目的は、同島の自然環境のリハビリと同島に生息するコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)の保護のため。同州政府と環境林業省が17日に閉鎖を決定し、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領も了承しているとのこと。同州では島の自然環境の回復に1千億ルピアの予算を充てることを計画している。
7月10日と11日にフローレス島を訪れたジョコウィ大統領は、コモドオオトカゲを見たいという観光客をコモド国立公園の一部に含まれている近隣のリンチャ島に誘導する考えを示した。
一方、閉鎖に伴い島の住民には強制退去が求められていることから、対象となる住民らが17日、閉鎖に反対する抗議活動を行った。