海洋・漁業省のスシ・プジアストゥティ大臣は、訪問先のリアウ諸島州アナンバス諸島でインドネシアが直面している廃プラスチックによる海洋汚染についての考えをメディアに披露した。
同氏は、もしもインドネシア政府が今後、海洋中のゴミ問題に対して有効な措置を講じない場合には、2030年までに海の中では魚の数よりもゴミの方が多くなってしまうだろうとの見方を示した。
スシ氏は「そうならないために、使い捨てプラスチックの使用をやめなければならない」とも語った。また、インドネシアが中国に次いで世界で最も海洋中のプラスチックゴミが多い国であることにも触れ、環境を守るために、プラスチック製品の使用を徐々に減らしていきましょうとも呼び掛けた。
同氏は、観光業に悪影響を及ぼさないよう、地方政府が海洋汚染問題により効果的な対策を講じる必要があるとも述べている。
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