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実の兄妹で結婚 家族全員を村から追放か 南スラウェシ州

南スラウェシ州ルウ県中部ラムンレ村で7月28日、実の兄妹で結婚をしていた夫婦とその家族を村から追放しようと、村の住民が自宅に押し寄せた。
この夫婦は、その母親と授かった2人の子ども、妻の前の夫の子ども2人との7人暮らし。自宅に押し寄せた住民らは、違反行為に対する制裁を加えようとしたが、駆けつけた警察官が事態を鎮静化し、家族全員を保護した。
住民によると、兄(38)と妹(30)は1歳と2歳になる子ども2人を授かっており、妹は2度離婚した前の夫の子どもと嘘をついていたという。以前よりこの夫婦の関係を不審に思っていた住民が問い詰め、事実が判明したことから警察に通報した。
この問題は村中で騒動となり、インドネシア・ウラマー評議会(MUI)や女性と子ども保護局、村長、警察などが集まり会議が開かれ、家族の今後について協議が行われている。