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バンテン州沖でM6.9の地震 ジャカルタでも揺れ観測

2日午後7時3分、バンテン州沖を震源とするマグニチュード(M)6.9の地震が発生した。気象庁(BMKG)は津波警報を発令したが、当日午後9時35分に解除した。
震源はジャワ島西端のバンテン州パンデグラン県パンデグラン市の南西164キロで、震源の深さは48キロ。パンデグラン県やレバック県、スカブミ県で合わせて、死者6名と負傷者3名の被害が報告されている。民家や教育機関、モスクなど500軒以上の全半倒壊の被害が出ており、約3万3000人が避難生活を続けている。
また首都ジャカルタでも揺れが観測され、大量高速鉄道(MRT)が一時運転を見合わせた他、オフィスやショッピングモールから逃げる人で一時騒然となった。
一方でスカルノハッタ国際空港運営会社のアンカサ・プラ IIは「建物に被害はなく通常通り運転している」と発表している。