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セクハラ訴え有罪判決の女性への恩赦決定 ジョコウィ大統領

西ヌサトゥンガラ州の国立高等学校で校長から度重なるセクハラを受けたと主張する女性職員、バイク・ヌリルさんが電話でのわいせつな会話を録音して教育委員会に提出したところ、校長がバイクさんを電子情報取引法違反で訴え、2018年9月に懲役6ヵ月および5億ルピアの罰金の判決が下された件で、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領に恩赦を求めていたバイクさんの要請が正式に認められた。
恩赦が決定し、取材に応じたバイクさんが涙を流してジョコウィ大統領への感謝を述べる様子は大きく報道された。この件を受け、法務・人権省は電子情報取引(ITE)法の改正を予定している。
法務・人権大臣は、セクハラを訴えた者が逆に有罪になるというような悲劇が二度と起こらないよう法を改正する必要がある一方で、ソーシャルメディアが無法地帯にならないよう法による規制及び制裁は引き続き残すとの見解を示した。