7月26日に公表された国営ガルーダ・インドネシア航空の2018年決算の再発表によると、当初報告した黒字から2018年は赤字であったことが明らかになった。
同社は財務省と金融庁による調査で不適切な会計処理を指摘され、財務省から命令を受けて決算の再発表を行った。修正前は501万米ドルの黒字と報告していたが、修正後の報告によると実際には1億7502万米ドルの赤字だった。
当初の発表では、同社の子会社のシティリンクとスリウィジャヤにおける機内エンターテインメントと機内Wi-Fiサービスの今後15年間の契約による将来の収入を2018年決算に収入として組み込んでいた。
ガルーダは決算の修正だけでなく罰金1億ルピアも収めている。また、同社は2019年第1四半期の決算も公表し、昨年同期の6427万ドルの赤字に対して、今年は1973万ドルの黒字であったことも明らかにしている。
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