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インドネシアで押さえておくべき国営企業7社|Bank Negara Indonesia(バンクネガラインドネシア)

日本にも2拠点 インドネシア4位の政府系銀行

創始者:1946年7月インドネシア初の中央銀行として発足
中核事業:金融

Bank Negara Indonesiaは1946年7月5日に、インドネシア政府設立によるインドネシア最初の銀行として誕生しました。同年、中央銀行としてインドネシア政府による最初の通貨を発行していることから、現在7月5日はインドネシアの銀行の日となっています。

1949年オランダ系銀行である Bank Indonesia が中央銀行となり、Bank Negara Indonesiaは開発銀行となりましたが、1955年資本増強に伴い、国有の商業銀行というステータスを有するに至っています。

企業イメージキャンペーンを契機に行名(略称)の改変が試みられ、1992年には政府出資の株式会社として名称を”PT. Bank Negara Indonesia (Persero)” しています。

更に、1996年に国有銀行として初めて株式をジャカルタ証券取引所およびスラバヤ証券取引所に一般公開して上場企業となり、行名も”PT. Bank Negara Indonesia (Persero) Tbk” としました。

BNIは現在、総資産、総ローンおよび総第三者資金に基づいて、インドネシアで4番目に大きい国立銀行です。金融サービスを統合的に提供するために、BNIは多くの子会社、すなわちBank BNI Syariah、BNI Multifinance、BNI Sekuritas、BNI生命保険、およびBNI送金によってサポートされています。

現在、インドネシア政府が株式の60%を所有し、残りの40%を国内外の個人と法人を含む国民が有しています。また、約1,000以上の国内支店とATMのみならず、5つの海外支店を有し、日本では東京と大阪にそれぞれ支店と出張所を持っています。

こぼれ話
BNI

2004年略称を “BNI” に改め、更に “1946” を弊行がインドネシア統一国家として最初の銀行となったことを象徴するシンボルとして”46” をロゴマークに反映させました。