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小学校で麻薬を摘発 教師が機転を利かせ児童を帰宅させる

国家麻薬委員会(BNN)は8日午後、東ジャカルタ区のクラマッ・ジャティ第2公立小学校の校庭で強制捜査を行い、大麻を発見、麻薬密売人の男4人を逮捕した。強制捜査が入った当時は生徒がまだ学校に残っており、機転を利かせた教師が「今から撮影が始まるので、もう帰りましょう」などと声をかけて生徒らに帰宅を促した。
警察によると、男らはタンクなど11ヵ所に大麻200キロを分けて隠し、アチェ州からジャカルタへトラックで持ち込んだとみられている。
男らが校庭でタンクを降ろした後に、近くにある借家へ運び込もうとしていたところ、情報を掴んでいたBNNが捜査に入った。借家は様々な道具が置かれ、工場のように見せかけられていたが、ほとんどの道具は壊れたものだったという。
その後の捜査で今回の事件は、チレボン刑務所に収監されている囚人の指示によるもので、西ジャワ州での麻薬の流通が目的だったと判明した。