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国内第3位の富豪死去遺産87兆ルピア

インドネシア国内第3位の富豪タン・シオ・チェンさん(91)が10月25日、死去した。タンさんは、東ジャワ州クディリ県に本社を置き、たばこ製品の製造・販売を行うPT Gudan Garam Tbkの創設者スルヤ・ウォノウィドジョ氏の妻だった。

夫のスルヤ氏は1958年に会社を設立。手巻きたばこや丁子などの香辛料で成功し、同社を大手企業へ成長させた。1985年に死去した後は、妻のタンさんと子どもたちが遺産を引き継いでいた。

同社の2019年度の売り上げは、78憶ドルで、現在の従業員は3万2000人。世界の富豪番付を行うブルームバーク・ビリオネア指数によると、タンさんの資産は59億6000万米ドル(87兆92000億ルピア)で、世界第369位だという。