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シナブン山が再び噴火

北スマトラ州カロ県にある活火山シナブン山(標高2460メートル)が10月29日に再び噴火し、山頂から約2000メートル上空にまで噴煙が立ち昇った。噴火は現地時間の午前7時52分頃に発生した。

周辺で火山灰が厚く降り積もったほか、強風によって火口から10キロメートル離れた場所にまで火山灰が到達した。

カロ県の地域災害対策本部はシナブン山の火山活動が活発化していることから犠牲者を出さないよう火口から4~5キロメートル以内の住人を避難させている。シナブン山では今年8月にも噴煙が上空5000メートルにまで達する大きな噴火が発生した。

このときは、幸い犠牲者は無かったものの、穀物が収穫できなくなるなどの被害が発生している。2013年9月から昨年5月まで噴火警戒レベルは4段階中の4だったが、現在は1段階低い3に指定されている。