事実上亡命していたサウジアラビアから、帰国したばかりのイスラム教強権派団体「イスラム擁護戦線(FPI)」の指導者ハビブ・リジック・シハブ氏の娘が14日、ジャカルタ市内で結婚式を行った。
新型コロナウィルスの感染拡大に歯止めがかからない中、1万人が招待され密集状態が発生した。
運営側は、感染防止のガイドライン(衛生プロトコル)に従い開催すると主張していたが翌15日、ジャカルタ特別州警察は、衛生プロトコルが遵守されていなかったとしてFPI、およびリジック氏に対し行政罰5000万ルピアの罰金を課した。リジック氏側はこれに応じ、すでに罰金の支払いを済ませている。