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盗癖の児童を補導 覚せい剤の使用も

北カリマンタン州ヌヌカン警察は19日、近隣店舗から商品を盗んだとして8歳の男子児童を補導した。男子児童は、この1年間で23店舗から総額1000万ルピアの商品を盗んでいたとみられているが、警察の質問に嘘をつかず素直に答えているという。

男子児童には盗癖があり、警察は同世代の子どもらへの悪影響も懸念していたが、男子児童が覚せい剤を使用していることも判明した。父親が覚せい剤使用の罪で刑務所への入所を繰り返しており、男子児童が生後2ヵ月の時から覚せい剤を混ぜたミルクを飲まされていたという。

母親は生活費を稼ぐために草刈の仕事をしており、子どもの養育に関心を示していない。警察は、社会局や女性と子ども保護局と協力し、男子児童を来年から覚せい剤の更生施設へ入所させることを決定したものの、予算がなく心理カウンセラーもいないことから、今度の男子児童への対応に頭を抱えている。