西ジャワ州チアミス県のイスラム教徒らが13日、ジェンデラル・スディルマン通りにあるチアミス警察署前に押し寄せ、デモを行った。
群衆は、イスラム強硬派団体「イスラム擁護戦線(FPI)」の指導者ハビブ・リジック・シハブ氏が11月にサウジアラビアから帰国した際にジャカルタへ出迎えたと言い、自分たちも衛生プロトコルを遵守しなかったためリジック氏同様逮捕しろと訴えていた。
群衆は最寄りのモスクで集合した後、警察署を目指して徒歩で進んだ。チアミス警察署は群衆に対し、「リジック氏の逮捕は同署の管轄外であり、ジャカルタ特別州警察が捜査している」と説明したところ、群衆は納得し、解散したという。