東芝エネルギーシステムズ株式会社は10月15日、インドネシアの電力会社PT Geo Dipa Energi (Persero)が計画するジャワ島中部のディエン小型地熱発電所向けに、同国大手のEPC事業者であるPT Inti Karya Persada Tehnikから地熱発電用の蒸気タービン・発電機1セットを受注し、設計・製造に着手したと発表した。2021年3月に運転が開始される予定。
東芝エネルギーシステムズが受注した小型地熱発電設備「Geoportable™」は、1~20メガワット級の小規模な地熱発電向けに開発された地熱発電システム。耐腐食性の高い材料技術や、高性能化を実現するタービン蒸気通路部の設計などの先進的技術を採用。また小型のため、従来の発電設備では設置が困難だった限られた敷地にも設置することができる。
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