東ヌサトゥンガラ州西マンガライ県コモド郡コモド村で16日、4歳の男児がコモドオオトカゲに噛まれ、左手首を切断する事態となった。
村の集落の家はすべて高床式となっているが、男児がテラスからボトルを括り付けたビニールの紐を垂らして魚釣りをするように遊んでいたところ、偶然下にいたコモドオオトカゲがボトルに気を取られ紐を引き、男児はテラスから転落、左頬や額を負傷した。転落する音を聞いた母親が駆け付けると、男児は左手を噛まれており、母親が救出するも男児は左手首から先を失った。
この村では過去にも住民がコモドオオトカゲに襲われる事件が発生しており、コモド村の住民はコモド国立公園に対して住民の生活圏を守るため柵を設けるよう求めている。