ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は1月21日、日刊紙Kompasが毎年開催する「第11回Kompas 100 CEOフォーラム」で、「新型コロナウィルス感染拡大に伴う経済対策の効果が表れ、2021年は国民経済が復活する」との楽観的な見通しを示した。
消費者信頼感指数が92ポイント、購買担当者景気指数(PMI)は51.3ポイントと上昇し、パンデミック前の数値にほぼ近づいたことを根拠にあげ、また最近では商品価格が高騰する傾向にあり、インドネシアの資源である石炭やパーム油、ゴムが好調になると期待を寄せている。ただし、経済活動を含む生活のあらゆる側面に衛生プロトコルは欠かせないとして今後も徹底した取り組みを続けていくと強調した。