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年末年始の打ち上げ花火や爆竹 一部地域で禁止

インドネシアの年末年始の風物詩となっている盛大な打ち上げ花火。年始を迎える夜中0時前から、待ちきれないように各地で花火があがり、爆竹を鳴らして新年を祝う。しかし、近年は治安維持を目的に、この花火や爆竹を禁止する地方政府が増えてきた。
年末年始の花火禁止を発表したのは、スラカルタ、バンダ・アチェ、タンジュン・ピナン、南タンゲランの4都市。スラカルタは今回で3回目となり、花火の代替案として夜にカーフリーデーが開催される。バンダ・アチェは、新年を祝うことはイスラム法に反すると見なされ、花火や爆竹の禁止に加えてトランペットの演奏も禁止されている。タンジュン・ピナンでは、現地の風習にそぐわないとしてパーティの開催も禁止され、住民に合同祈祷を呼び掛けている。南タンゲランでは、警察の許可証がなければ花火を買えず、当日は警察官による厳重な警備が行われた。