ジョコ・ウィドド大統領は、マカッサルの教会前で起こった自爆テロの容疑者の家族へ、スカブミ市警察を通して資金援助を行った。スカブミ市警察署長は「これは誠実な援助であり、他の意図はない。」と述べている。
支援のきっかけは、ジョコウィ大統領が、容疑者の妻の嘆きに関するオンラインニュースを読んだことであった。
容疑者の妻は、ジャカルタで運転手をしていた夫が突然テロの容疑者として確保され、夫婦の間にいた生後3ヶ月の赤ちゃんの世話と、銀行への借金返済の責任をひとりで負わなければならなくなった。
借金は毎月150万ルピア、1年半分が残っていた。支援金が手渡された時、自身の嘆きが大統領にまで届き、家族の負担が軽くなったことに容疑者の妻は大変嬉しそうであった。「自分の夫が働けないのなら、誰が借金を払うのでしょうか。私は仕事を探します。」と話している。