国家災害対策庁(BNPB)は4月6日、東ヌサトゥンガラ州で発生した洪水や地滑りによる死者が少なくとも124人になったと発表した。中でも同州東フローレス県での死者が最も多く44人に上っている。
3日から4日にかけて降り続いた豪雨は同州の過去10年間で最も甚大な被害となった。7日時点で74人が行方不明となっており、死者・行方不明者は今後さらに増加するおそれがある。
7日時点で家屋の全壊688軒、大規模半壊272軒、半壊154軒の被害が報告されており、BNPBは国軍などと協力して被災者の支援や救出活動を続けている。