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第1四半期のFDI、14%のプラスを確保

インドネシア投資調整庁(BKPM)はこのほど、2021年第1四半期(1~3月)のインドネシアの外国直接投資(FDI)受け入れ額は111兆7000億ルピア(約77億米ドル)となり、前年同期から14%増加したと明らかにした。
国内直接投資(DDI)は108兆ルピアで、前年同期から4.2%のマイナスだった。

BKPMは「新型コロナウイルスの流行拡大に関しては、インドネシアへのFDIは安定基調に入ったといえる。これは世界のインドネシアに対する信頼のあらわれだ。対インドネシアFDIは正常化し始めており、新型コロナウイルスの流行拡大という局面に対応できている」と指摘している。

こうした中、インドネシアの第1四半期の投資実行額は219兆7000億ルピアとなり、前年同期に比べて4.3%増えた。ただし伸び率は前年同期の8%には至っていない。