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政府がコロナ感染拡大を懸念

コロナウイルス感染拡大防止のため、政府はレバラン休暇中とその前後の、帰省などの国内移動を禁止したが、15日にブディ・カルヤ・スマディ運輸相が明らかにしたところによると、150万人以上が移動禁止期間中に当局の規制をすり抜けて、何らかの方法で帰省を行ったとみられる。

政府による予想よりは少なかったものの、先の年末年始休暇後に感染者が急増したことや変異株の出現を理由に、国内移動により感染が広がるのではないかと懸念する声があがっている。

アイルランガ・ハルタルト経済担当調整相によると、帰省を行った人から無作為抽出した6742人のうち、検査により4123人がコロナウイルス感染症に陽性であることが確認されたという。

このうち1686人が自主隔離を行い、75人が病院に収容されている。政府は感染者が増大しているスマトラ島とジャワ島の間を移動する人に特に関心を寄せている。