インドネシアの石油ガス会社プルタミナはこのほど、2020年決算で、純利益が10億5000万米ドルとなり、前年の25億3000万米ドルから58.44%低下したと明らかにした。売上高は前年比24.31%減の414億6000万米ドルに低迷している。
プルタミナは2020年決算が悪化したのは、新型コロナウイルスの流行拡大を受け、エネルギー需要が減退し、国際石油価格が低迷したことが響いたと説明する。
原油価格の国際的な指標であるブレント原油価格は世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスについてパンデミックだとみなせると発表した後、2020年4月21日に1バレル当たり19.33米ドルに低迷した。