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ムラピ山噴火 噴煙1500メートル上空に

ジョグジャカルタ特別州と中部ジャワ州にまたがるムラピ山が6月21日午前6時34分頃に噴火し、噴煙が1.5キロ上空に到達した。

地質災害技術研究開発センター(BPPTKG)によると、午前0時から午前6時の間に溶岩ドームの崩落が6回観測され、火砕流は最長で1キロ流れ下った。BPPTKGは、警戒レベルを4段階のうち上から2番目の「シアガ(警戒)」を維持しているが、河口の3キロ圏内にある地域は火山活動の影響を受けると予測され、警戒を呼び掛けた。

ムラピ山は2010年に大規模な噴火を起こし、350人以上の死者を出した。2020年に再び火山活動の活発化が確認され、今年1月末に噴火した際には、街が噴煙で覆われ200人以上が避難した。