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新型コロナ 子どもの新規感染者急増

子ども(0歳~18歳)の間で新型コロナウイルスの新規感染者が急増している事態を受け6月21日、国民評議会(MPR)のレスタリ・モエルディジャット副議長が公式声明で注意喚起を行った。

緊急医療施設として新型コロナウイルスの感染者を受け入れている中央ジャカルタの「ウィスマ・アトレット」では20日時点で、入院している6042人のうち、子どもは10%にあたる604人となった。

新型コロナウイルス緊急対策本部(タスクフォース)のデータでは、同日の全国の子どもの感染者数が全体の約12.5%にあたる24万8739人を記録。さらにインドネシア小児科学会(IDAI)は、新型コロナウイルスに感染した子どもの死亡率が5%に達したと明らかにした。

レスタリ副議長は、非常に懸念すべき水準に達したと警鐘を鳴らし、子どもたちを守るための徹底した対策を講じる必要があると危機感を露わにした。