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ワクチン接種証明提示義務化 全国へ拡大を検討

ジャカルタ特別州の新たな感染対策として、ショッピングモールや市場を訪れる際、最低1回のワクチン接種を証明する書類の掲示が義務化された。これを受けルフット調整相は6日、この政策を全国へ段階的に拡大する方針を明らかにした。

ワクチンの接種証明書の必要性を高め、ワクチンの接種に消極的な国民に接種を促すねらいがある。1回目のワクチンの接種が50%に満たない地域から優先的に開始する。

保健省の8日付けのデータによると、1回目のワクチン接種率はジャカルタ特別州94.3%、バリ州90.3%、リアウ諸島65.5%、ジョグジャカルタ特別州41.4%、北スラウェシ州36.2%となっている。しかし、ワクチンの在庫不足などから各州の2回目のワクチン接種率は、12.8%から35.5%に留まっている。