国内の新型コロナウイルスの感染者急増を受け、台湾政府はインドネシアに在住している台湾人に緊急退避を呼び掛け、8日夜には122人の台湾人が、帰国のために用意されたガルーダ航空のチャーター便で首都台北に到着した。台湾政府は先月22日にも同様のチャーター便を手配している。
同便での帰国者は全員に政府指定施設での14日間の隔離が義務付けられている。また、シンガポール政府はインドネシアからの全渡航者に対して、シンガポールでのトランジットを禁止すると発表した。
一方で、シティリンク社および入局管理局が公表した情報によると、活動制限期間中に少なくとも34人の中国人がスカルノ・ハッタ国際空港からインドネシアに入国していたことが明らかになった。