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国会で施政方針演説 衣装にも注目

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は16日、国会で施政方針演説を行った。演説の冒頭で、コロナ禍の現状を炎に例え「炎はものを燃やす。しかし同時にものを照らしもする」と述べ、困難な状況には痛みが伴うが、そこから学び、モチベーションを得て、より強くなることができると強調した。

優先事項としては、新型コロナウイルスの対応に焦点をあてつつも、包含的で持続可能な経済発展を強化するための構造改革に取り組むと述べた。具体的には、人材育成、インフラ整備による物流コスト削減、再生可能エネルギーへの移行、デジタル化などを挙げた。

またジョコウィ大統領が着用していたバンテン州のバドゥイ族の民族衣装も注目を集めた。衣装を用意したバドゥイ族の村長によると、大統領が着用した今回の民族衣装は「団結」を意味するという。